夏のシャンパン講座 第2回 [ワイン]
前回はJacqussonとGossetをじっくり比較検討した講座でしたが、今回はなんとナント、
Philipponnatづくし!
ノン・ヴィンテージから、トップキュベの“Clos des Goisset”まで、4種類をじっくりと、たっぷりと(。。。と言うほどの量ではなかったけど)しっかりフィリポナを研究いたしましたよ~。♪
いつもの事ですが、最初はその日テイスティングする銘柄を知りません。
完全なブラインド。
例によってアルミ箔に包まれたボトルが登場し順番に自分のグラスに注いで行きます。
まずは3種類をじっくりと。
最初のは割りとさわやか系。でも柑橘系一辺倒でもない感じ。
飲みやすいです。
2本目は何だか凄く味噌・しょうゆ臭い。
熟成の香りかな?
還元香かも。
複雑。。。そして臭い。(笑
3本目は最初とてもすっぱかった。
でも段々と甘い味と香りに変化。
最初に種明かししているからつまらないんですが、このどれもがフィリポナでした。
1本目がNV。
2本目は99。
そして3本目がブラン・ド・ブラン。
2本目の味噌臭さは1時間程たって漸く消えましたが、かなり強烈でした。
4本目はいよいよこれ。
Clos des Goissetはシャンパンのモノポール。
稀少です。
これは92ビンテージ。
凄いですね~。
泡はごくわずか。
抜栓後すぐなのにやさしい香りがモワ~ンと鼻腔をくすぐります。
最初のひと嗅ぎ、ひと口でもうそれはそれはうっとり♪♪♪
あ~、これがそうなのかぁ。。。。
シェリーさんがお気に入りの素敵なシャンパン。凄いです。
いいお出汁の効いたワインです。
テイスティングしながら思い出したのはヴーヴレの天才、ニコラ・ルナールのワイン。
あの出汁のような旨みたっぷりのワインのニュアンスをこのシャンパンにも感じます。
でもルナールのワインとこのシャンパンは桁が一つ違っているじゃないですか。
と言うことは・・・
あのワインはやっぱり凄かったんだ!
もちろん、クロデゴワセの方がずっとエレガントで繊細で余韻も長いけれど。
こんなに美味しいシャンパーニュはセロスのシュプスタンス以来かもしれないな~。
さて、来月は何だろうな~。
またまた楽しみです~~♪
こんな風に一同に並べてのみ比べるとドキドキ神経衰弱みたいで、
面白そう♪
私も楽し~いブラインドや呑み比べ、やってみたいです。(。・ω・。)ノ♡
by julliez (2007-08-03 05:35)
フィリポナ最近飲んでない!
お出汁たっぷりのシャンパーニュ、経験したいっす!
by Wino (2007-08-03 07:23)
クロデゴワセ♡ 次はいつ逢えるかなぁ。。。愛しいお方です(笑)
シュブスタンスも素敵ですよね~(*^.^*)
でもニコラ・ルナールさんのワインが 気になっちゃいます!
飲んでみたいなぁ~
by シェリー (2007-08-03 12:53)
>いいお出汁の効いたワインです
ということは、アミノ酸系の味わいがあったのかなぁ・・・・。
私もそういうのスキ。
そーゆーの、関西系のお料理とあうんですよねー♡
(↑妄想突入・笑)
by noriko (2007-08-03 21:35)
miumiuさ~ん
南向きの急斜面から穫れるぶどうの良さが十分に感じられるシャンパンでしたね。
ところでA社長ですが、確かフィリポナ好きと聞いておりますが(笑)
by fumiko (2007-08-06 00:52)
私って泡ものに鈍感なのでしょうか???
ニコラ・ルナールさんのヴーヴレって以前試しに1本買ってみたんですがとっても普通だったんです。1本で判断しちゃダメですかねー。
クロデゴワセ〜( ̄▽ ̄;)
by nakasama (2007-08-06 12:14)
nakasamaさん
う~む。それってもしかして04かしら?
もしそうなら、それで正解だと思います。
彼はもうヴーヴレに居ないけど、またいつかロワールでシュナンブランをやって欲しいです。
彼のワインは02じゃなきゃ!
by miumiu (2007-08-06 23:26)